カガミガイの基本と食べ方
味評価 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
【 ★4 】 身の味わいは弱く、砂袋も取り除かなくてはならないが、汁に出るダシはうまみ十分。お吸い物が美味しい。 |
旬 | 春ー夏?
おそらくこのあたりが旬ではないか |
カガミガイの基本 | 全長10cmほどになる。普通~やや高価。
関東の市場ではほどんどみかけることはない。味の評価が高いとは言えない貝だが値段はやや高め。潮干狩りで獲れることもある。 食べるには殻を綺麗に洗うこと、砂袋を外すの2点の下処理が必要だ。 タワシで殻を洗うと白くピカピカで綺麗になる。ここに泥の汚れが付いたままだと汁にした時に泥臭くなる原因に。
焼く場合は貝剥きを使って生の状態から開けて処理する必要があるが、汁の場合は、途中で引き上げて砂袋を除去する方が早くて楽である。
熱湯に入れた貝が開いたら引き上げて矢印の所、上の貝柱のすぐ下にある黒い部分を取り除く。(茹でたダシ汁はそのまま使う) やけどに気をつけて手でむしり取るか、包丁でカット。あとは汁に戻せばよい。 砂袋を指で潰してみるとかなりの砂が確認できる。相当ワイルドな人でない限り、外さないでは食べられないだろう。
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身以外の食味
※加熱 |
【皮】 【肝臓】 【浮袋】 【胃】 【心臓】 【腸】 【幽門垂】 【卵巣】 【精巣】 |
寄生虫 | 未確認
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カガミガイ料理
焼きカガミガイ
水分が飛んでしまうような焼き方では固くてダメなようである。開いてから出汁醤油を多めに掛けて、高温で網焼きにすれば美味しいかもしれない。
カガミガイのお吸い物・潮汁
下処理が楽で、身もプックリと柔らかく、美味しい出汁も堪能できるのでオススメの一品。
貝から出たダシに醤油、塩、砂糖少々で十分美味い。個性的な味がするわけではなく、上品なうま味の強さがある。
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