ちっさな小あじも刺身で食べられる?おやじの名誉のためにやってあげた
こんにちは!まるたけです。
昨日おやじが海釣りに出掛けた。
まだ新聞配達も来ていない暗いうちに起きて、前日に仕込んでおいた道具をヨッコラと担いで車に乗り込み出かけて行った。
高価な道具、牛丼大盛ほど値段のするエサ、往復の交通費を投資した釣果は期待を裏切るものであった、、、、
結果は、、、
小あじ2匹である。( ゚Д゚)ボウズはのがれたか!
さらに小あじ2匹は、アジの数倍高いロックアイスまで買ってキンキンに冷やされている。
もう後には引けない。
アジの命を粗末にしないためにも、ついでにおやじのためにも、ここは美味しく頂こうではないか。
小あじの捌き方
三枚おろし
ウロコを落とし、頭を落としてお腹をよく洗う。ゼイゴは皮引きの時に一緒に取れてしまうので取らないで大丈夫だ。
このように魚が小さい場合、刃の薄い包丁のほうが身が崩れにくく、感覚的にも分かりやすいのでシェフナイフや刺身包丁で行うとよい。
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ここまで小さいと捌き方は大名おろしが適している。身が骨に残らないようにギリギリを攻めたが、それでも三枚おろし状態では爪楊枝ほどの大きさにまで小さくなってしまった。ここで腹骨もすいておく。
皮引き
やり方は一般的な包丁の背を使う方法だ。しかし普通サイズのアジではないので、よくある失敗の「腹の身が皮に付いて取れちゃった」は許されない。取れちゃったらほぼなくなっちゃうのだ( ゚Д゚)
血合い骨に横から一撃
このサイズであれば血合い骨はそのままでもあまり気にはならないが、念のために横から一撃入れて骨を半分に切った。こんな薄く弱い身に骨抜きを使うと身が痛んでしまうので骨抜きは難しい。
さて、ここまでで下処理は終了した。あとは刺身でも寿司にしても食べられる。
親父お待たせ。寿司にした。
片身でギリギリ寿司一貫分だ。100円寿司でももう少し大きいかも。
正直、このサイズのアジは大変なのだが、アジは小さくても味は良いのでやる価値はある。なんとかロックアイス分位の付加価値は生み出せたか。
親父「うん、いけるねー」
私「難しいんだぞ~」
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