マアジの基本と食べ方 【料理】
味評価 | ★★★★★★★☆☆☆ 【 ★7 】
鮮度の良いものは刺身にしても加熱してもおいしい。鮮度がわるくなると臭みが出やすい。 |
旬 | 夏ー秋 9月~12月
回遊系の黒いマアジは旬が前後する印象 |
マアジの基本 | 全長50cmほどになる。
マアジは地付きの「黄アジ」と回遊性の「黒アジ」に別けて扱われる事もあるがどちらも同じマアジである。 「黄アジ」は脂乗りが良く高価であり、逆に「黒アジ」は脂乗りは弱く安価である傾向があるが、「黒アジ」も時には巨大でありながら脂ノリノリのような当たりもある。 アジにあるゼイゴは皮付のままの調理であれば必ず取ったほうが良い。このような小さな小アジのゼイゴでも口に残る。
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身以外の食味
(※基本加熱調理) |
【皮】 -
【肝臓】- 【浮袋】- 【胃】 - 【心臓】- 【腸】 - 【幽門垂】- 【卵巣】 - ふつう 【精巣】 - |
寄生虫 | アニサキス ラジノリンクス |
マアジ料理
マアジの刺身・寿司
新鮮なものは臭みがなくプリプリしている。鮮度がわるいものは食感が悪く臭みが出やすいので、アジは臭みがあると認識されている場合がある。皮を引いて時間が経過すると酸化して茶色く変色し臭みになるので、皮は直前に引いた方がよい。
あじの酢じめ
くさみが主張し、意外に合わないと感じた一品。身の中心まで酢を浸透させればまた違うのかもしれないが。
あじの南蛮漬け
「小アジ」を使った定番料理。小さければ頭は付けたままでも大丈夫。ただしエラと内臓とゼイゴは小さくても取った方がよい。
マアジの煮つけ
鯵で煮つけは定番ではないかもしれないが美味しくできる。ゼイゴは綺麗に取り除き、小骨に注意して食べる。
マアジのなめろう
ネギ、生姜、大葉、味噌が定番。あまり叩かない粗挽き状でもいいし、細かくねっとりするまで叩いてもいいと思う。味噌の量で味は大きく変わってしまう。
マアジの漬け丼+お茶漬け
アジに対してお茶漬けの微妙な加熱は臭みを際立たせてしまうようだ。温かいスープは向いていないように感じる。ほうじ茶、かつおダシ、塩、で作ったスープはキンキンに冷しぶっかける。そんな夏メニューが合うかもしれない。
マアジのアジフライ
アジにも種類は色々あるが、マアジのフライはやはり少し上であると思う。血合いが少ない事と身質が合っているのだろう。マアジのサイズに関わらず、ゼイゴと血合い骨を取り除くことがポイント。
コメント
[…] 風味と食感はマアジにそっくり。内臓脂肪を蓄えていても身にはあまり脂が乗ってこないのであっさり傾向。 […]