サザエ 【栄螺】
味評価 | ★★★★★★★☆☆☆ 【 ★7 】
ほかに代替品は見当たらない。一般的だが他にない味を持っている。何も処理せずにそのまま焼くのと、内臓を処理してから調理したものでは全くの別物。 |
旬 | 春ー夏 4月~7月
とくべつ不味い時期はないようだが、普通に考えれば産卵後の秋は落ちるのではないか |
サザエの基本 | ツノ有りとツノなしがあるが、味は変わらない。波の荒い海ではツノ有りが多いと言われ、穏やかな内湾などではツノがない個体が多い傾向。とは言え、同じ場所でもツノ有りとなしが居たのを見たこともある。
小ぶりなサザエのことを「ヒメサザエ」ということも。
足、ヒモ、生殖腺は生で食べられるが、消化器官の部分は生では食べられない。写真では右上にある部位。たまに砂がジャリジャリするのもこの部分である。 |
寄生虫 | サザエノハラムシ |
サザエ料理
サザエの刺身・寿司
しっかりと塩でオレンジの部分のぬめりを落とすのがポイント。ぬめぬめしていると味がボケてしまう。薄切りより、3,4mmにして裏表に切り込みを十字にいれてやる方が美味く感じる。4mmで切り込みなしだと歯をやっちゃうぐらい硬いので注意だ。
肝の先端(生殖腺)は食べられるがお好みで。
サザエのつぼ焼き
写真のものはそのまま火にかけたもの。ただ焼いてタレを入れるだけなので簡単なのはいいが、苦くなることと、砂入りの個体にあたればジャリジャリは避けられない。おすすめは一度身を取り出して腸を捨てて殻に戻す方法だ。砂もなく苦味もなく雑味もなくサザエの風味を楽しめる。
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