西バイ貝(=エゾボラモドキ、チヂミエゾボラ)の基本と食べ方【料理】
味評価 | ★★★★★★★★☆☆ 【 ★8 】
私にはマツブと区別がつかないほど味が良い。ヌメっとしては味が半減してしまうので足のヌメリは塩もみでしっかり落とすのがポイント。何個でも食べられそうだが高いのでそうもいかない。 |
旬 | 秋ー春 11月~3月?
![]() 春頃になると大味になる印象があるがどうだろうか |
西バイの基本 | 全長15cmほどになる。真つぶよりは安いがそれでも高価。
新潟で「西バイ」と呼ばれるが、(エゾボラモドキ、チヂミエゾボラ)の事である。 産地により色が異なったりと、外見に差があるだけで、エゾボラモドキとチヂミエゾボラは同種という説は味的にみても正しいのではないかと思う。 この貝もテトラミンを含んだ唾液腺(アブラ)をたっぷり持つので生食、加熱用に限らず取り除かなくてはならない。加熱してもテトラミンは分解されない。 頭部を縦に切ると左右に分かれるのでどちらも取り除く。脂肪の様なもので似たものもないのですぐに分かるはずだ。
ヒモは生でも食べられるが、内臓末端の生殖腺を含む部分は加熱する。個人的には美味しくないので食べない。何度か食べたがドックフードみたいな味がするのだ。 |
身以外の食味
(※基本加熱調理) |
【皮】 -
【肝臓】- 【浮袋】- 【胃】 - 【心臓】- 【腸】 - 【幽門垂】- 【卵巣】 - 【精巣】 - |
寄生虫 |
西バイ(エゾボラモドキ)料理
西バイの刺身・寿司
コリコリとしたほどよい食感に甘味を感じられる。厚めにカットしてもサザエのように硬すぎることもなく歯ごたえがたまらない。貝の風味とレモンとの相性もよい。
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