つぶ貝に貝のオマケが付いてきたので食べてみた。エゾフネガイを食べる。
「うわぁ!」
「なんかついてるーー」
と購入してから気づくパターンの貝の付着物を、今日はあえてそれが付いているものを買ってきた。
なぜかって?
それは
私がオマケ付きだと買ってしまう人だからさ( ゚Д゚)
エゾフネガイ
カリバガサガイ科。ホタテやつぶ貝の貝殻に付着する貝で、巻貝の仲間である。
ご覧のように、貝に貝が付くのである。
貝剥きを使って引っぺがすと、見覚えのあるキュートなブタ顔が現れた!
よく磯で獲れるカサガイにそっくりじゃないか。
でもこいつはカサガイほど強力な付着力はないようで、少し力を入れただけですぐに取れた。
引っぺがして、塩ゆでに
今までは観察するだけで捨てていたが、どうやら食べられるようだし、型もよかったので食べることにした。
5分ほど塩ゆでにしてみた。
やや縮んでしまったものの、ぱっと見はカサガイのまんま。変な臭いもしない。
しかしあまり食べられている貝ではないので、内臓は止めておくことにした
。
さてどれどれ、
パク..
ん!??
んまい!
すごく小さいが、甘味があり柔らかい。
味だけでみればカサガイよりも美味しいかもしれない。
ちょっと違う貝殻
カサガイに似ているが、大きな違いが一つあり、カリバガサガイの仲間は貝の中が二階建てになっているのだ。隔板(かくばん)というものらしい。
このように半分に分かれていて、ここに内臓がすっぽりと収まっている。
さいごに
そもそも食用として認知されている貝ではないだけに情報が少ない。美味しかったが、人には勧められないし、食べる場合には内臓は除いて筋肉だけが無難だ。
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