ムラサキイガイ(ムール貝)の基本と食べ方
味評価 | ★★★★★★☆☆☆☆
【 ★6 】 貝類は総じてシンプルな料理が美味い。ムール貝もパエリアより蒸し焼きがいい。冷凍よりも、生は格段にプリプリして舌ざわりが違う。 |
旬 | 夏
産卵期 秋~春 ![]() ずっしり重いものがいい。産卵後はスカスカで軽い。 |
ムラサキイガイの基本 | 全長10cmほどになる。 やや安価。
外来種。パラスト水や船に付着したものにより、国内で繁殖した。今日では日本各地の沿岸で普通に見られる。 岩などに張り付いている貝なので、砂が入っていることはなく、砂抜きを必要としない。 足糸(そくし)とよばれる糸状の部分が貝殻から出ているが、これで岩や壁に強力に接着している。この足糸を取っても死なないようだが、弱る可能性があるので調理の直前に取る方が良いだろう。 ムラサキイガイも二枚貝なので、貝毒を持つことがあり、国内でも重篤な症状例もある。自分で採取する場合は、各都道府県の貝毒検査を参考にした方がよい。
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身以外の食味
※加熱 |
【皮】 【肝臓】 【浮袋】 【胃】 【心臓】 【腸】 【幽門垂】 【卵巣】 【精巣】 |
寄生虫 | ピンノ |
ムラサキイガイ(ムール貝)料理
ムラサキイガイ酒蒸し・ワイン蒸し
鍋やフライパンに貝と酒を入れて、フタをして蒸すだけのシンプルな料理だが、貝の味を堪能するにはこれ以上のものはない。 身が硬くならない程度にしっかり加熱する。
ムラサキイガイのパスタ
ムラサキイガイはイタリア料理との相性がとても良い。トマト、オリーブオイル、ニンニクのパスタなどピッタリの相性だ。しかし一方で、スペインのパエリアとの相性は個人的には賛成しない。
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