マツブ(エゾボラ)【つぶ貝】の基本と食べ方
味評価 | ★★★★★★★★☆☆ 【 ★8 】
コリコリと歯切れのよい食感につぶ貝のうま味と香りが魅力。ただ肝は不味いと思う。 |
旬 | 冬
通年流通はあるが、夏は大味かなという印象もある。 |
エゾボラ(マツブ)の基本 | 全長15cmほどになり、重さは最大で1kgを超える。寒海性の貝。
エゾボラの殻の表面にはかっこいいヒダのような突起があり、他のつぶ貝と見分けができる。 大きいもは高価だが、小さいものは200~300円程度。 エゾボラには中毒を引き超す唾液腺があり、この部分に含まれる「テトラミン」は加熱しても分解されないので取り除く必要がある。
そして可食部ではあるが、個人的に顔と口は取り除く。こわいので。 顔から口がニョッキとしてて怖い。
割らずに穴を空けて取り出す方法もあるが練習を要する。大きく穴を空けてしまうと内臓が出て引っかかるのでこの程度が限度だろう。
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身以外の食味
(※基本加熱調理) |
【皮】 -
【肝臓】- 【浮袋】- 【胃】 - 【心臓】- 【腸】 - 【幽門垂】- 【卵巣】 - 【精巣】 - |
寄生虫 |
エゾボラ(マツブ)料理
エゾボラ(マツブ)の刺身・寿司
ヌメっとして台無しなので足裏のヌメリは塩もみで完璧に取り除く事がポイント。サザエのように硬くないので厚く切っても大丈夫。末端の肝はボイルして添えてもいいが美味しくはない。
マツブのつぼ焼き
下処理をした身をカットして殻に戻し、醤油ダレ(醤油2:みりん1:酒1)を入れてオーブンかグリルで焼く。殻の固定には大量の塩か、アルミ箔を使う。
バターを加えても美味しい。焼くとつぶ貝の風味が弱くなるが万人受けする味に。
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