ほっきがいの基本と食べ方
味評価 | ★★★★★★☆☆☆☆
【 ★6 】 生で食べるより火を入れた方が食感と甘味が出て美味しい。見た目はゴツイが味は上品。 歩留まりを考えるとやや高い。 |
旬 | 秋ー冬
旬は冬だが通年出回る |
ホッキガイの基本 | 長さ10cmを超える。価格は並。
主産地は北海道、東北地方など冷たい海域。 寿命は30年を超えるとされる。成長は遅い。 回転寿司チェーンで見られるような真っ赤なホッキガイは輸入品のアメリカウバガイであり、国産のホッキガイを加熱してもうすいピンク色になる程度である。 経験上、足の色は、殻の黒いものは足も黒く、殻の白っぽいものは足も白っぽい。 加熱すれば全て食べられるが、砂の抜けないホッキガイを丸のまま焼くということはあまりせず、下処理をするのが普通。 ヒモ、水管、貝柱、エラ、足、桿晶体(かんしょうたい)などに別けられるが、この桿晶体が透明なモヤシような部位であるがゆえに寄生虫と間違われることが多い。この桿晶体も食べることができ、加熱するとパスタのようになる。 貝柱は上下2か所。おいしく食べられる。 |
身以外の食味
※加熱 |
【皮】 【肝臓】 【浮袋】 【胃】 【心臓】 【腸】 【幽門垂】 【卵巣】 【精巣】 |
寄生虫 | ヒモビル |
ホッキガイの刺身・寿司
ホッキガイ料理
生の身を叩きつけると身が締まるが、それでも湯通しに比べれば柔らかい。湯通しした方が食感が良く、貝の風味も豊になり、生臭みも取れて美味しい。
ホッキガイ焼き
貝殻をくるっと反転させるとぐらつきにくい。足、ヒモ、水管、貝柱、全てを入れて焼いて醤油ダレかバター醤油で食べる。とても美味しい。
ほっき飯・ほっきがいの炊き込みご飯
こぶし大のホッキ貝1個に対し、お米0.4合の割合。ホッキガイ3個なら、米は1.2合だ。ホッキガイの味を感じるために割合は大切で、味付けも薄くて丁度よい。上品な味わいで冷めても美味しい。
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