見た目「ウニ」のブリの卵を【生】で食べてた結果
こんにちは!まるたけです。
春になると、多くの身近な魚は産卵期を迎え不味くなってくるわけだが、エネルギーの向かう先である卵巣と白子はウマさのピークを迎える。
今回はピカピカのブリの卵が手に入ったので、せっかくだから生で食べてみることにした。
ブリ子の生食は検索してもヒットしない…..
こんなに美味そうなのに、なぜだろうか、、
みんなまだ気づいていないのかな( ゚Д゚)ワクワク
ブリの卵丼にしてみた
ブリの卵の下処理
まずは目立つような太い血管を取っていく、または中に入った血を除く。爪楊枝でちょっと穴をあけて血を絞り出す。これは普通の煮つけにする場合もやっておくと見た目もいいし、くさみ防止になる。
あとは胆嚢に触れていた部分があると茶色く変色しているのでこれは切り取る。むしろこっちのほうが大切かもしれない。ほんの少しでも非常っ~~~に苦い!!
漬けにしてみる
イクラや数の子、タラコやキャビアなどからも分かるように、魚卵を素の生で食べることはあまりしない。前に筋子をそのまま食べてとても味気なかったことから想像するに、塩味の入っていない魚卵は持ち味を発揮できないのだと思う。
ということで、ブリの卵をスライスして漬けにしてみた。この段階でもうウマそうだが!
乗せて完成【ブリの卵丼】
「お待たせしました。ウニ丼です。」
と言われても違和感がないほどウニっぽくなった。
それも上等なウニ。
これはいけるわ、イタダキマス!!( ゚Д゚)
パク、、
もぐもぐ
んッ・・・・!!!
まっずッッ!!!!!! 生臭ッ!!( ゚Д゚)クサ
ウニ丼のビジュアルから来る予想を上回るマズさにビックリしてしまった。
生臭さに加えて、ザラザラとした舌ざわりが不快である。
んー・・・なるほど、、
「ブリ子丼」が存在しないわけである。
これは、、完全に「なし」!!( ゚Д゚)
ブリの卵の天ぷらはどうか?
煮つけにすればカレイやタイなんかの魚卵と大差なく美味いのは分かっている。かと言って、魚卵を焼いてしまうとパサついて美味くない、、
ということで天ぷらにしてみた!
じゃーん!
爆発的に跳ねるのではないかとビビッていたが全然そんなことはなかった。
いただきまーす!
、、、、、、、
、、、
、、
うまいッ!
さっきのウニ丼にあった悪い所が全くなくなった。
ホロホロして火の通った魚卵の香りが良く、うま味も感じる。
こちらはあっという間に完食してしまった。
まとめ
結果、ブリの卵の「生」はなしである。
が、、もっと時間と手間を掛けた「明太子風」とかであれば話は違うかもしれない。早々に結論づけるのもよくないからね。
でも普通に美味しく食べるなら煮つけが一番である!
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