プールで釣ったニジマスが臭すぎた。例えるなら腐葉土?
こんにちは!まるたけです( ゚Д゚)
冬になると、シーズンオフとなった近くの県営プールはトラウトフィッシングエリアに変身する。釣った魚は、決まった数まで持ち帰ることができるようになっていおり、多くの人はリリースするようだが、当然ながら金欠の私はいつも持ち帰る。
いつもはそれなりに美味しく食べられるのだが、今回はちょっと違ったのだ・・
捌いているときから臭うんだ
三枚に卸し、ピンボーンをポンポン抜いていると、
ん?・・・・ ん!?
あれ?!
となった。
卸している時には分からなかったが、骨を抜くときには自然と顔が魚に近づくもので、その時にになって異変に気付いたのである。
クサイな( ゚Д゚)
クサイといっても、腐敗臭みたいな傷んだ臭いではなく、「泥臭い」と表現される臭いだ。
経験上、おろした身の状態で臭いものは、食べても臭い。
「あ、食べると意外と平気だね! はは!」
なんてことはないのだ。
既に危険信号は発せられたが、今日の晩御飯はこれしかない。
フィッシュ&チップス完成
大金を払って釣ってきた獲物であり、今晩の食事になのでそのまま進めた。
下味に塩コショウを振り、衣をつけてカラっと揚げる。身の軟らかいニジマスには、硬い衣になるコーンスターチがよく合う。
ついでにポテトも揚げて、イギリス発祥のフィッシュ&チップスが完成した。
やっぱりね!!わかってたけどね!
カラリと揚がった揚げ物は食欲をそそる。
油から引き揚げ網に乗せると、シューシューと音をたてて、きつね色になった衣からはサクサク感が伝わってくる。
立ち上る湯気は、「揚げたてだよ! うまいよ!」と言わんばかりの表情だ。
それに引き寄せられるように顔を近づけ嗅いでみると、、、、
クセぇー!( ゚Д゚)
やっぱりな、そうだろうと思いました。
食べた。
パクリ!
ん!
これはッ!
外はサクサク、中は、フワクサ。
全くそのままの臭いである。揚げたからといって、なにも変わりはしない。
塩コショウ、油、衣、と一緒にいるはずなに、なんという自己主張の強いやつであろうか。
この臭いは、いわゆる淡水魚にある「泥臭い」というやつで、川で釣った魚ではこれがたまにある。
しかし、もっと的確に表現するならば、「腐葉土のニオイ」や「カブトムシのニオイ」(ケース内のという意味)である。
我ながらピッタリの例えであると思うよ( ゚Д゚)
腹ペコだったので食べられたが、そうでなければそっとしておくかもしれない。
原因はなにか
自然の川や池で釣った魚であれば、臭いがしても何も不思議ではないが、これは養殖されたニジマスだ。
それにプールという環境で、食べている餌はペレットだというのに、なぜここまで自然のワイルド個体もビックリな臭いが発せられるのか。
はっきりとは分からないが、原因としては「養殖池の環境が悪かった」か「プールの底に溜まったゴミを食べていた」ではないかと推測した。
養殖池の様子というのは見たことがないが、「プール釣り用のニジマス」ということで、第一が食用目的ではないために、それなりの環境で育てられたのではないのかということだ。
また「ゴミを食べていた」に関しては、以前にプールのニジマスの胃の中を見たところ、落ち葉や藻などのゴミが入っていたことがあるのだ。十分に餌を与えらないせいか、ストレスのせいかは不明だがこれがあるのだ。
さいごに
プール産のニジマスが臭いというのは、多くの人にとって問題ではないと思うが、私にとっては3日分くらいの食事になるので事態は深刻である。
次回は放流日に行って、放流されたばかりの魚を持ち帰って検証してみたいと思う。
コメント
今日スーパーで買って食べたニジマスが泥臭かったので検索してこちらに辿り着きました。
なるほど、養殖池の環境や食べたゴミなどが影響しているのですね。
みんさん、コメントありがとうございます。
様々な場所の魚を食べてきましたが、やはりニオイは環境要因が大きいですね。そこの場所の「水」、「泥」、「餌」の臭いが付くことがあります。
逆に、これを上手く利用した「みかん鯛」という養殖の鯛もあります。みかんが配合された餌を鯛に与えます。すると全身にみかんのいい香りが付きます。