クロソイの基本と食べ方【料理】
味評価 | ★★★★★★★★☆☆ 【 ★8 】
身は弾力がありうま味もある。肝も時期が良ければとても美味しい。デカイ頭からこれまたウマいダシが出てあら汁が最高。
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旬 | 冬 12月~3月
産卵期は春~夏 冬には美味しい肝が食べられる |
クロソイの基本 | 全長50cmほどになる。日本各地に生息するが、漁獲は北海道や東北や北陸に多い。 養殖もされている。
頭には棘が多く、ケガのしやすい魚の一つ。
クセとまでは言わないまでも若干の磯の香りがある。
腹骨は皮の近くまであるので腹側は切り取る感じになる。大型で肥えていればスキ取れるかもしれない。 血合い骨は切り取らず、抜いたほうが歩留まりよく調理しやすい。
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身以外の食味
(※基本加熱調理) |
【皮】 -
【肝臓】- コッテリうまい 【浮袋】- 【胃】 - 厚みがあってブリブリ 【心臓】- とても小さい 味はふつう 【腸】 - 【幽門垂】- 【卵巣】 - 【精巣】 - |
寄生虫 | アニサキス、リリアトレマ吸虫 |
クロソイ料理
クロソイの寿司・刺身
プリっとした弾力を持つ身にうま味とほのかに磯の香りがある。新鮮な肝があれば合わせて食べたい。「北海道の鯛」といわれるようだが、鯛っぽさはないと思う。
クロソイのあら汁・潮汁
アラから出るダシは本当に美味い。デカイ頭で歩留まりがわるいなどとはもう言えない。ダシ部門ででトップ3に入りそうだ。
クロソイのから揚げ
衣がカリカリになるまで揚げても身は硬くならずに水分も保ち、外サク、中ホロ、になる理想的な身質である。魚のうま味を強く感じることができて生で食べるよりも美味しいかもしれない。
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