シライトマキバイの基本と食べ方【料理】
味評価 | ★★★★★★★☆☆☆ 【 ★7 】
安価でありながら刺身や塩ゆでにして美味しい。 |
旬 | 夏ー秋 水揚げは1年を通してある。
10月のものは身入りは上々
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シライトマキバイの基本 | 全長10cmを超えるくらいになる。主な産地は茨木県以北で、水深100m以上の深場に生息する。
「灯台ツブ」として売られているツブ貝の一つで、他には「オオカラフトバイ」、「ヒモマキバイ」がある。近所ではオオカラフトバイはスーパーでよく見かけるが他は見たことがない。 ツブ貝の多くは肉食で腐肉食性が強く海底の死骸などを食べるので内臓は食べない。先端のクルっとした生殖腺は食べられる。 唾液腺はあり、テトラミンも含むが、少量なので通常問題ないようだ。また唾液腺の大きさもマツブなどのエゾボラ属と比較してとても小さい。 人によっては少量でも酔うというのを聞いたことはあるが、今まで食べてきて酔ったことは一度もない。異常な数を食べなければ大丈夫という認識。 サザエも同様だが、私は刺身で食べるときは頭の部分は切り落とす。まれに触覚がニョキっとするのが怖いんだ。
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身以外の食味
(※基本加熱調理) |
【皮】 -
【肝臓】- 【浮袋】- 【胃】 - 【心臓】- 【腸】 - 加熱すれば食べられるが美味しくない 【幽門垂】- 【生殖腺】 - 美味しくはない |
寄生虫 |
シライトマキバイ料理
シライトマキバイの刺身・寿司
8cmくらいあると刺身が楽にできる。コリっとした歯切れのいい食感とほのかな甘みがとても美味しい。観音開きにして寿司にしてもいいだろう。
シラマキイトバイの塩ゆで
茹でても硬くならずに柔らかい。つぶ貝特有のぬめりはあるが、身を噛みしめると香りとうま味が広がる。内臓は美味しくないので食べない。
コメント
[…] 後、シライトマキバイでも書いたように個人的には顔は落とします。 こわいので。 […]