アオリイカの基本と食べ方【料理】
味評価 | ★★★★★★☆☆☆ 【 ★7 】
甘味を強く感じるイカである。もちっとしているが歯切れがよく、加熱しても柔らかい。イカらしい風味はやや弱い。 |
旬 | 秋 9-11月
産卵期前の秋頃が身がしっかりしている印象。釣りのシーズンとは異なる。
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アオリイカの基本 | 全長(胴長)50cmほどになる。
大きさと味の良さから「イカの王様」と呼ばれるが、価格も王様級で高価。 グリシン等のアミノ酸を多く含み、うまみ成分が他のイカよりも多いとされる。 墨袋が大きく、イカスミがたくさん採れるのでアオリイカの墨は料理に使われる。 ろうと(水を噴射する所)、口、肝、墨、どれも食べて美味しい。 |
身以外の食味
(※基本加熱調理) |
【皮】 -
【肝臓】- 食べられる 【浮袋】- 【胃】 - 【心臓】- 【腸】 - 【幽門垂】- 【卵巣】 - 【精巣】 - |
寄生虫 | アニサキス |
アオリイカ料理
アオリイカの刺身・寿司
アオリイカの甘味をダイレクトに感じることができる。釣りたての硬め食感も良いが、2日ほど置くと甘味が増してもちっとした食感になる。身が厚さがあるので、切れ目を入れてさっと湯に通した松笠造りにしても美味しい。
アオリイカの天ぷら
1つ2つは美味しく食べられたが、アオリイカの甘味が油の甘味と重なって少々くどい。また加熱してもイカの風味が弱い。天ぷらに関してはソデイカに軍配が上がるか。
アオリイカの墨肝バター醤油炒め
肝バター醤油炒めに墨を加えたバージョン。墨の色とうま味はアオリイカならではのもの。しっかり炒めても硬くならない。
アオリイカのイカスミパスタ
イカ墨が採れて、加熱しても硬くならないアオリイカはイカスミパスタの王様でもある。イカスミにはじゃっかんの独特な風味があるが、ニンニクを効かせ、コンソメを入れると上手く消せる。
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