生シラスに違う魚?異物混入?!まさかの正体が判明
こんにちは!まるたけです。
生シラス、美味しいですよね。年に3回くらいは食べると思います。
が、、今回はビックリ事件が発生。
「まじかよー、うそだろー」と、最初はビックリ&ガックリしましたが思わぬ発見でした。
上の写真でわかりますか?
こいつ、水につけないとまあ見つからないです。
ボウルに入っているシラスにふと目をやると
生シラスを腸炎ビブリオ菌除去のためにボウルに入れていた時です。
ふと覗くと、なにやらふにゃふにゃした帯状で透明なものを発見。
水に入れたことによって、全く見えなかった透明なヒモがフワフワと確認できました。
「うーぁ、 なんかの生き物かなー、クラゲの一部か? はたまた虫系かなー」
「ヒルみてぇだな、キモ!」と言いながらそいつを1匹取り除きました・・・。
するとどうでしょう、よく見ればあっちやこっちにふにゃふにゃしているではありませんか!
「あぁ 終わった。ハズレだわ。」とその時は思いました。
あれ目があるよ!?
こんな広大な海です。生き物の数は莫大で、プランクトンやクラゲやゴカイ類、ウミエラのようなわけのわからん生き物がわんさかいますし、生物の体の一部ということだってあるでしょう。
こんな小さい透明な奴の正体など直ぐに判るわけないと思いガッカリしながら1匹1匹取り出していると、、、
ん、 ん?!
目があるーーー!!!!
よく見ると先端には魚の顔が付いているではありませんか!
魚か! 幼魚か!?
安心しながらもテンションが上がってきた(/・ω・)/ ヒルじゃなかった
レプトケファルスだった
レプトケルファスだった。と言われても多くの人は謎のままですね。
レプトケルファスはウナギやアナゴ類の幼生のことで、若干の違いはあれどほとんどは平たく細長い透明な体をしているようです。
今回発見したものはウナギではなくアナゴ類のレプトケルファスだと推測。
そしてなんと驚くことに、1mを超す巨大レプトケルファスが存在するようです。
海は広いな~。
なんとこれだけを食べる地域が
実はこのレプトケルファス、「のれそれ」と呼ばれ高知県では昔から食べられていました。漁獲量は多くないのでそこそこ高価な品物で「ご当地珍味」であり、地元では春の風物詩として楽しまれているようです。
食べ方としては、生のままポン酢や生姜醤油、踊り食いに、かき揚げ等、なんでもいけるようです!
のれそれだけを取って食べてみた
最初はやたら混入していると思ったけど全部で8匹でした。なんか急にざんねん。
少ないし、素材の味が分からないともったいないのでそのまま食べることに。
もぐもぐ、
「おや、 おぉおおおおおーー」
プルリン プルリン !!
トゥルン トゥルン!!
です。
特に味はないけどこの食感がすごい! こんにゃくゼリーかよってほどにトゥルントゥルンしてる!
結構うまいよ!(∩´∀`)∩
おわりに
こういった生シラスのように細かい網で獲るような漁法を用いる魚介類では異物混入はよくあることです。「ちりめんじゃこ」にもよく見るとタコなんか入ってます。
今回はラッキーと言っていいのか、高知県の「ご当地珍味」との出会いでした。
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