オレンジ色のホタテは全然違う!!!!!!!
こんにちは!まるたけです。
さて、皆さんはこんなオレンジ色のホタテを見たことがありますか?
そして、一つだけ見た目の異なるパックを手に取る勇気がありますか?
今回は、気になるオレンジホタテを味わうために、誰もが避けて売れ残るこのパックを我先に買ってきた。
オレンジ色のホタテの正体
明らかに色が違うので、別種や変異などと疑われるのも無理はないが、このオレンジ色の個体も正真正銘のホタテガイである。
では、なぜこんな色違いなのか?
それはペクテノロン(カルテノイドの一種)という色素を多く含んでいる個体だからである。この色素はホタテの卵巣と同じもので、そもそもホタテ自身に含まれており、その保有量は遺伝によるものとされている。
つまり、、、個体差なのだ。
今回のパックは極端な例で、オレンジ色度がMAX10だとしたら9くらいはある。その間の5や6ならば「明らかに違う」とはならない程度のオレンジ色なのだ。
味に違いはあるのか?食べ比べてみた。
化学的には、成分にほとんど違いはないとされるが、実際食べ比べてみたらどうだろうか。
醤油、塩の味付けは一切なし、片手にはリセットの水のみという真剣な態勢で食べ比べてみた。
ワタシハ( ゚Д゚)シンケンです
白、、
オレンジ、、
白、、、
オレンジ、、、、、
うわッッ!!!!!
全然違うッ!!!!
ちょっと貝のクセが強めだ!
ちょっと味は違った
「味は変わらない」という事前情報があったので少し驚いたが、変わらないというのも嘘ではない。
味付けなしで交互に食べた場合は、はっきりとオレンジの方に貝くささ(赤貝のようなにおい)を感じたが、残りの半分に醤油をほんの少し垂らしたところ、全く、全然、判らなくなったのだ。
つまり実用的には変わらないと言っていいレベルなのだ。
まとめ
極端にオレンジの個体は「赤玉」と呼ばれ、およそ1000個に1個くらいの割合でしかなく、希少ともいえるものだ。
また「赤玉」は海鮮丼などに色彩を与えてくれるので、個人的には赤玉入りは当たりだとさえ思う。
もし赤玉入りのパックを見かけて、ものすごー--ー----く暇だったら、私と同じ食べ比べをしてみてはいかがだろうか。
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