シロギスの基本と食べ方
味評価 | ★★★★★★☆☆☆☆
【 ★6 】 代表的な天ぷらは美味しい。しかしその他は・・・? |
旬 | 夏
![]() 市場では冬でも出回ることもある |
シロギスの基本 | 全長30cmほどになる。安価~普通。
元々は「キスゴ」と呼ばれていたが、いつの間にか「ゴ」がなくなり「キス」となった。 かつて東京湾にはこのシロギスと共にアオギスもいたが、昭和の埋め立て開発でアオギスは絶滅した。 地域によって差はあるが、シロギスの中にときにカルキ臭(塩素やプールの臭い)をもつ場合がある。これは餌が原因である説が有力なようだ。このカルキ臭のするシロギスは「カルキス」と呼ばれる。 この臭いは強力で、クーラーボックスにカルキスが1匹混じるだけで他の魚に臭いが移ってしまうほどだ。また食べて害はないようだが、普通は食べない。
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身以外の食味
※加熱 |
【皮】 おいしい 【肝臓】 【浮袋】 【胃】 【心臓】 【腸】 【幽門垂】 【卵巣】 【精巣】 |
寄生虫 | 未確認
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シロギス料理
シロギスの天ぷら
ハゼのような個性的な香りはもたないものの、フワリとした食感と身のほどけ方がとてもいい。捌き方は背開きにする。
シロギスの塩焼き
型が良ければ塩焼きにもなる。味わいは上品で身離れは普通。見た目よりも中骨はしっかりしているので骨ごとは食べられない。
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