ウマヅラハギの基本と食べ方
味評価 | ★★★★★★★★☆☆
【 ★8 】 秋冬の大きな肝が魅力。カワハギとの差はないのではないか。 |
旬 | 秋ー冬
肝が目当てならこの時期 |
ウマヅラハギの基本 | 全長30cmほどになる。 やや高価。
身としての旬は夏であるが、肝の旬は秋冬である。カワハギと同様に、身に脂肪が付かないため、越冬と産卵ために肝臓を肥大化させるのだ。 ウマヅラハギも皮は手でペロッと剥けるが、薄皮が残ってしまうので、刺身で食べる時には皮は包丁で引くと良い。食べた時に薄皮の存在感が意外とある。 また3枚に卸した後に身に赤い筋肉が付くが、これを付けたまま刺身にすると崩れて見た目も食感も悪いので、この部分は包丁で削いでおく。 肝の下処理としてはウスバハギと同じようにスライスして水に4~5分浸ける。さらに軽く揉んでやると血管から血が抜ける。崩れてしまっても、どのみち叩くので大丈夫だ。しっかり血を抜くと、臭みがなく、見た目も白く綺麗にできる。特に野締めの魚では重要なポイント。
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身以外の食味
※加熱 |
【皮】 食べられない 【肝臓】 大変美味しい 【浮袋】 【胃】 【心臓】 【腸】 【幽門垂】 【卵巣】 【精巣】 |
寄生虫 | 未確認
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ウマヅラハギ料理
ウマヅラハギの刺身・寿司
弾力のある身に、濃厚でコッテリした肝が抜群に合う。鮮度の良い肝を丁寧に下処理することが、生臭い肝醤油にしないコツだ。味が濃いので、青ネギや大葉など薬味がよく合う。
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