マゴチの基本と料理
味評価 | ★★★★★☆☆☆☆☆ 【 ★5 】
まったくクセのない白身魚。しこしことした身だが繊維が粗いような舌ざわりで独特。 |
旬 | 春ー夏 5月~8月
鬼パンメモ:7月の個体でやや抱卵気味だが、まるまるとしていた。旬と産卵期が同じというのは抱卵していても積極的に餌を食べるという事なのだろうか。 |
マゴチの基本 | 全長60cmほど。まれに80cmを超えることも。
汽水域で釣れることもあるが生食は避けたほうが無難。 頭に棘、背びれ、腹びれも鋭く危険! 生きているものを素手で掴めば血だらけになる。経験済みである。
普通の魚のようにあばら骨をすき取ることはできないので、ざっくりと切り落としてしまうか、骨抜きで力いっぱい抜く。あら汁も作るのであればハラスをざっくり切り落としたほうがスピーディー。 どうしてもボロボロになるが、後で包丁で整えてやれば大丈夫だ。
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内臓などの食味 | 【皮】 - 食感と皮の風味がよい。刺身に添えるなど。
【肝臓】- 【浮袋】- 【胃】 - コリコリとした食感。 【心臓】- 【腸】 - 【幽門垂】- 【卵巣】 - ふつうの魚卵。濃いめに煮つけるとごはんにピッタリ。 【精巣】 - |
寄生虫 | アニサキス 微胞子虫 |
マゴチ料理
マゴチの寿司・刺身
あっさりと上品でクセのない味だが、うま味要素は少ないか。お腹の銀皮をしっかりみせるときれい。見た目が涼やかで夏にピッタリだ。ポン酢で食べても美味しい。
マゴチのあら汁・潮汁
出汁の味は強くないので、潮汁のほうが向いているかもしれない。頭の頬肉とカマの肉は美味い!
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